おい!
今日は父の命日
夢で父が おい!って私を呼んだ。
ハッと目覚めた。 お父さんわかってるよ 今日会いに行くよ。
大正生まれの男子はみんな父みたいに暴君だったのかな?いつも威張っていたのを思い出す。
大嫌いな父だった。反抗して悪いこともしてきた。早く実家を出たくて早々に結婚して それまで全くやったことのない家事や育児に悪戦苦闘した。
年老いてから 結果的に早く子どもを育てあげた私が両親の介護の中心になった。
大嫌いなのに大嫌いな人の世話をするのは本当に地獄だった。
でもいい加減なことは出来なくて必死に寄り添う努力をしているうちに大嫌いと言う感情が薄らいでいった。
そんな私だけど父がいて母がいて今の私がいることに少しだけど感謝してお墓参りをした。
疲れたから夕飯は
おい!って呼ばないでたまには優しく呼んでよ。