取り乱して泣いた日
ぽんちゃんこんばんは。(笑)
さて、前回の誕生死の続きを記録しておこうかと思う。
うちの長女も次女も血液型はB型で少々クールで何事にもだいたい比較的冷静です。逆にO型の私は感情的になりやすく熱くなりやすいです。
私が小さな孫に会えたのはお産がすんで娘が病室に戻ってきてから。
羊水が少ないから赤ちゃんも小さいと聞いていました。
その小さな孫は看護師さんに抱かれて娘の元へ戻って来ました。
あ~娘の鼻や婿さんの目元にそっくりで私は声が出ず息を飲んで見つめました。
可愛い…眠っているだけのようで今にも泣き出しそうで。
病院の先生やボランティアの方々の来室にも関わらず泣き崩れてしまいました。
本来なら1週間ほどしてからの退院になりますが、葬儀の関係で3日間で退院。
退院の際はたくさんの関係者の方々に見送って頂き、私が用意した可愛らしいベビー服に着替えて娘に抱かれて家に帰りました。
翌日には荼毘に伏さなければなりません。その夜は孫にとって最初で最後の親子で川の字になって休んだそうです。
今で言う家族葬で送るつもりでしたが10人ほどの私たち家族の友達が来てくれて、代わる代わる抱っこして頂き最期の時を過ごしました。
葬儀やさんからうながされ、小さな小さな棺に移す時、いつも冷静で今回も取り乱す事のなかった娘が
嫌だと抵抗して赤ちゃんを抱き締めたまま、泣き崩れました。私も見守る事しか出来ずに一緒に泣きました。
何とか火葬場に着きましたが炉に入れる段階で娘は人目もはばからずに叫びつづけました。
やめて―やめて―焼かないで―
辛くて辛くて切なくて、叫び暴れる娘を抱き締めてみんなで泣きました。
そうして小さな孫は空へ旅立って行きました。
2年間の不妊治療の末にようやく会えた赤ちゃんだった。
昨日の法事で当時の事がよみがえり胸がいっぱいになった1日でした。